バッチサイズ
バッチ実行では最大 200 件の入力行を 1 バッチに含められます。最適なバッチサイズはワークフローの長さと安定性で変わります。
| シナリオ | 推奨バッチサイズ | 理由 |
|---|---|---|
| 短いワークフロー(5 ステップ以下) | 100〜200 件 | 各 run が短いため大量処理しても問題が少ない |
| 長いワークフロー(10 ステップ以上) | 10〜50 件 | 途中で失敗した場合のやり直しコストを抑えられる |
| 初回テスト時 | 3〜5 件 | 入力データとワークフローの動作を検証してから本番実行する |
新しいワークフローは必ず少数のバッチで検証してから、本番サイズに拡大してください。1
件目が失敗する原因の多くは target の説明不足や入力データの不備です。
監視とポーリング
Copelf は 3 秒間隔 のポーリングで実行状況を更新します。監視を効率的に使うためのポイントです。
- ステップスクリーンショットを活用する — 各ステップの実行後にスクリーンショットが保存されます。失敗時はスクリーンショットを見れば、AI が何を見て何を操作しようとしたかがわかります
- バッチの進捗を確認する — バッチ内の各 run のステータスを一覧で確認できます。特定の行で繰り返し失敗している場合は、その行の入力データに問題がある可能性が高いです
- 完了通知を待つ — ダッシュボードを開いたままにしておけば、バッチ完了時にステータスが自動更新されます
ワークフロー設計
効率的なワークフローを設計するための原則です。
ステップを最小限にする
不要なステップを減らすと、実行時間とクレジット消費を抑えられます。
- 連続する
fillステップが同じページにある場合は、agentアクション 1 つにまとめることを検討する - 逆に、
agentで処理するほど複雑でない操作はclick、fill、selectに分割するほうが安定して安価
target の説明を具体的にする
AI の要素検出精度は target.description と vision.hint の品質に直結します。
# 曖昧な説明(失敗しやすい)
target:
description: 'Input field'
vision:
hint: 'Text field'
# 具体的な説明(安定する)
target:
description: 'Email input field in the contact form section'
vision:
hint: "Text field with placeholder 'your@email.com' below the Name field"waitUntil を適切に設定する
navigate ステップの waitUntil は、ページの読み込み完了判定に影響します。
| 値 | 挙動 | 適するケース |
|---|---|---|
load | load イベントの発火で完了 | 静的ページや高速なサイト |
domcontentloaded | DOM の解析完了で即座に次へ進む | 画像やスタイルの読み込みを待たないとき |
networkidle | ネットワークリクエストが落ち着くまで待つ | SPA や API レスポンス後に描画されるページ |
デフォルトは load
です。SPA(シングルページアプリケーション)を対象にする場合は networkidle
にすると、JavaScript による描画完了後にステップが開始されます。
条件分岐で不要なステップをスキップする
すべての入力パターンで必要でないステップには if 式を付けてください。スキップされたステップはクレジットを消費しません。
- id: step-5
action: click
name: 'Accept optional terms'
mode: auto
if: 'acceptTerms == true'
with:
target:
description: 'Optional terms checkbox'
vision:
hint: "Checkbox labeled 'I accept the optional terms'"録画のコツ
ワークフローは動画録画から自動生成されます。生成品質を上げるための録画のポイントです。
- ゆっくり操作する — 素早いマウス移動やキーボード入力は、AI が操作対象を正しく認識しにくくなります
- 1 つずつ操作する — 複数の入力欄を一気にタブキーで移動するのではなく、1 つずつクリックして入力してください
- ページ遷移を待つ — ボタンをクリックした後は、次のページが完全に表示されてから次の操作に移ってください
- 不要な操作を避ける — スクロールや関係ないリンクのクリックは、余分なステップとして認識される可能性があります
録画後にワークフローエディタで不要なステップを削除したり、target
の説明を調整したりできます。完璧な録画を目指す必要はありません。
クレジット効率化
クレジットを効率的に使うためのプラクティスです。
agentは必要なときだけ —agentステップは通常のステップより多くのクレジットを消費します。定型操作にはclick、fill、selectを使ってくださいmaxStepsを適切に制限する —agentのmaxStepsをタスクに必要な最小限に設定すると、無駄な反復を減らせます- 再開機能を活用する — 失敗した run は最初からやり直さず、最後に成功したステップから再開できます。長いワークフローでは大幅なクレジット節約になります
- テストは小さいバッチで — 新しいワークフローは 3〜5 件で動作を確認してから本番サイズで実行してください
- 条件分岐でスキップ — 不要なステップを
if式でスキップすると、そのステップのクレジットは消費されません
まとめると、効率的なワークフローの鍵は「具体的な target
説明」「最小限のステップ数」「適切な agent の使い分け」の 3 点です。